現代医療について|未病、不定愁訴を治療できる医院を探すならヒューギ

ヒューギ

現代医療について

modern trends
慢性疾患と不定愁訴の現代の動向

「慢性疾患」とは高血圧や糖尿病、高脂血症をはじめとした生活習慣病を呼び、自覚症状に乏しいのが特徴です。
緊急性を感じづらいものの、放置していると将来的に合併症を引き起こすこともあり危険な病気といえます。
また「不定愁訴」は原因不明の体調不良全般を指しており、全身の倦怠感や疲労、頭痛に動悸、 手足のしびれや不眠など多彩な症状が表れます。
自律神経の乱れが関与するともいわれていますが、病院へ行っても診断がつかないため 周囲からの理解が得られにくいと悩むケースも。どちらもストレス・不規則な生活が要因として考えられ、 まさに「現代病」ともいえる病。
現代人の実に半数近くが悩まされているとの調査結果もあるほどです。

01
西洋医学が主流

審美的な違い
ほとんどの先進国において現在主流となっている「西洋医学」は、科学的な根拠をもとに病気を断定し投薬や手術といった方法で施術していく医学です。
外部から体の悪い部分に直接働きかけるため即効性が高いのが最大の利点といえます。ルネサンス時代以降、科学の発達とともに人体の解剖や新薬、医療機器の開発をはじめとした研究でめざましい発展をとげてきました。
いっぽうで「なんとなくだるい」「疲れがとれず気分が優れない」など、原因が特定できない不調や軽度のうつ症状に代表される精神治療の対応を苦手としているのがネック。
また先進的な医療による施術は金銭的な負担が大きく、入院すれば生活面での制約、仕事への影響が出ることもあります。

02
東洋医学と西洋医学の違い

東洋医学
人間の体が持つ力を高め原因が存在できないようにするものであり、不調を未然に防ぐ「未病」という教えがベースとなっています。
自覚症状から判断し、病名のつけられない体調不良や自律神経・免疫・精神疾患にも対応できます。
鍼灸やあん摩、徒手、漢方、薬膳などの施術法を使い、体にメスを入れることなく長期的に行うので負担が軽いのが利点として挙げられます。
西洋医学
科学的な根拠を持つ診断にもとづき、細胞・遺伝子レベルで病気の原因を取り除いて治す医学のこと。
病名が明確なものへの対処を得意としており、施術には投薬や手術といった方法を中心に用います。
そのため即効性があるのが魅力です

03
東洋医学と西洋医学のどちらかだけでは不完全

先にお話したとおり、「東洋医学」は体の内部より根本に働きかけるため不定愁訴や慢性疾患ほか原因不明な不調の改善や予防が期待できます。
反面、病名のはっきりした病気への対応は不得手とされる、施術に長い期間を必要とする点はデメリット。
いっぽうで「西洋医学」では「なんとなくだるい」など、原因が特定できない不調や軽度のうつ症状に代表される精神治療の対応を苦手としているのが難点です。
このように、2者はお互いに得意・不得意分野が正反対の性質を有しており、どちらかだけでは不完全といえます。いい悪いではなく、双方の利点を生かし補い合うことが必要であり、これからは自分で合う医学を選ぶ姿勢も求められます。

04
これからは東洋医学と西洋医学の融合が大切

ここまでの話からもわかるように「東洋医学」と「西洋医学」はまったく別の医学であり、
得意とする分野もアプローチの仕方も大きく異なるもの。しかしまったく相容れないわけではなく、
融合させることでそれぞれの強みを生かし合えるともいえるのです。

「西洋医学」には短期間でピンポイントに疾患を施術できるメリットが、
「東洋医学」は体に負担がかかりにくく根本からの改善を目指せる点や病を未然に防げる良さがあります。
そこで近年では実際に、両方のいいところを融合させた「統合医学」なる医療法の考え方が生まれ注目を集めています。
ベストな施術を模索し確立するこの手法は、今後さらに普及していくことでしょう。
コンセプト