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東洋医学の資格について

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東洋医学の資格とは

審美的な違い
中国で発達した「東洋医学」は、薬物や手術によって施術をする「西洋医学」とは異なり病気の原因の除去を目的とするもの。
病気やケガの根本的な要因を探るため、患部だけでなく全身を診て適切な施術法を判断します。
患部以外の状態がかかわっている可能性もあるいっぽう、生命力の源である「気」を整えて改善するケースも多々あります。
施術には生薬や漢方、鍼や灸を用いるのが特徴で、専門の学校に通い取得する国家資格も存在します。

oriental medicine
主な東洋医学の資格

審美的な違い
東洋医学の施術を行うためには、4つの国家資格があります。
「鍼師」「灸師」はどちらもツボを刺激する基本の概念や技術面で共通項があり、使用するのが鍼かモグサかで異なります。
「あん摩マッサージ指圧師」は患部をなでる、揉むなどの手技により症状の緩和を図るもので、これらは体に元来備わる自然治癒力を高める施術です。
そして「柔道整復師」は薬品を使わない「非観血的療法」での整復・固定・後療を指し、外傷性のケガに対処します。
鍼師・灸師
  • 鍼師・灸師とは

    「鍼師」は症状に合わせて適切なツボに鍼を刺し、「灸師」はモグサを燃やし刺激を与える施術を行う仕事です。
    東洋医学を元としており、人間に本来備わっている自然治癒力を高めることで不調を改善に導いたり未然に防いだりします。
    いずれも取得には厚生労働省が認定する専門学校に通い、国家試験に合格しなければなりません。
    「鍼灸師」という資格はなく、「鍼師」「灸師」両方を取得している人のことを「鍼灸師」と呼んでいます。
  • どんな仕事なのか

    鍼や灸を使い体のあちこちにあるツボ(経穴)を刺激することで、健康回復を助けたり不調を未然に予防したりする仕事です。
    西洋医学のように医療機器や薬剤を用いず、人間がもともと持っている自然治癒力を高めるという考え方をベースにした「東洋医学」を扱うプロフェッショナルといえます。
    薬品などに比べ体への負担や影響が少ないため、近年では赤ちゃんや授乳中の女性にも行える施術として世界的な注目を集めています。
  • 主な就職先

    婦人科系を中心にクリニックなどの医療現場、美容鍼灸サロンやエステサロン、企業チームや施設でのスポーツ鍼灸に加え、介護・福祉分野なら在宅ケアでの勤務。
    また資格を生かし訪問施術や鍼灸院を経営する人もいます。
あん摩マッサージ指圧師
  • あん摩マッサージ指圧師とは

    中国から伝わった「あん摩」にドイツ医学を基礎とする「マッサージ」、日本古来の「指圧」と3種の技術を駆使し、不調を緩和する「あん摩マッサージ指圧師」。
    それぞれに専門的な知識やスキルを必要とされる高度な資格です。
    東洋医学に基づいた技術のため、器具を用いずに問診や検査法で原因を特定するのが大きな特徴。
    さらに施術も徒手で行い、患部をなでる、もむ、押す、さするといった動作によって血行を促します。
  • どんな仕事なのか

    まず、肩コリや腰痛、頭痛などの不調を訴える方に対し器具を使わず問診や検査によって原因を追求し、あん摩・マッサージ・指圧で症状の解消を目指します。
    あん摩が衣類の上から遠心性の施行を用いるのに対してマッサージでは直接皮膚に触れて求心性の施行を施す点、指圧は1点に働きかけるという違いがあります。
    またほかの医療職とは異なり、禁忌症や脱臼、骨折を除いた症状に医師の指示なしに施術することができます。
柔道整復師
  • 柔道整復師とは

    「柔道整復術」とは人の体を施術するための国家資格のひとつで、骨や関節、腱、靭帯などに起こる骨折や脱臼、打撲、捻挫、挫傷といったケガに対処するスペシャリストのこと。
    対象となるケガは外傷性の要因が加わったことが明らかなものに限られます。
    施術には整復や固定をはじめとした「非観血的療法」とよばれる方法を用いて行い、この手法は日本古来の武術に由来するものだそう。
    取得には養成校に3年以上通学する必要があります。
  • どんな仕事なのか

    骨や関節、腱、靭帯などに起こった外傷性の明らかな骨折や脱臼、打撲、捻挫、挫傷といったケガに対し、「非観血的療法」で施術を行います。
    骨折や脱臼した箇所をもとに戻す「整復法」、三角巾や包帯・副木、テーピングなどで固定する「固定法」、受傷前の状態へ回復を目指す「後療法」と3つの療法に分かれ、「後療法」にも電気施術機器を使う「物理療法」や運動の指導や筋力トレーニングによる「運動療法」、「手技療法」があります。
  • 主な就職先

    接骨院や整骨院、病院や整形外科クリニックに勤務するほか、スポーツトレーナーとして活躍したり、介護・福祉施設の機能訓練指導員に雇用されるケースもあります。
    また、自分で接骨院や整体院などを開くことも可能です。

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漢方資格の種類

漢方薬・生薬認定薬剤師
日本の薬剤師免許を有し、さらに日本薬剤師研修センターが実施する研修を受け、試験に合格すると認められ漢方薬や生薬に関して豊富な知識を有することを証明することができる資格です。
漢方薬・生薬認定薬剤師になると医師と連携してより良い漢方薬の提案を行ったり、「薬局製造販売医薬品」を調合し、患者に販売することができます。

国際中医師
国際中医師とは中医学の国際化を目的とし、WHOの援助のもと設立された中国政府の機関である「世界中医薬学会連合会」が認定する資格です。
中国では国家資格である西洋医師と中医師(中国伝統医学)も国家資格で、その中医師と同等に世界レベルで漢方薬や生薬を扱うことができることを証明できるエキスパートです。
漢方専門医
漢方専門医とは日本の医師免許を有した医師の中でも漢方に関する専門的な知識があることを証明する日本東洋医学会が認定する資格です。
漢方専門医は普段の外来診察に加え、「腹診」「舌診」「脈診」などの東洋医学の伝統技術を使い、患者のからだ全体から最善の治療法を提案することができる資格です。
和漢薬膳師(薬膳マイスター)
3000年という長い歴史を誇る中国生まれの健康食・薬膳を、日本人の体質や好みに合わせアレンジした日本型薬膳「和漢膳」。
その知識と技術を身につけ、人々を健康と長寿に導くための食に関するアドバイスや指導ができると認定する資格が「一般社団法人国際薬膳食育学会」による「和漢薬膳師(薬膳マイスター)」です。
くらし薬膳プランナー
「くらし薬膳プランナー」とは、毎日を心身ともに健やかで幸せに暮らすための薬膳の知識と実践する力を認めるライセンスのこと。
くらし薬膳の基礎理論に基づいて日常生活における体調や体質、季節の変化に合わせた食材を選べるよう、不調のサイン、タイプ別特徴、食材の効能、寒熱や気・血・水、五臓などの基礎知識を習得します。